新米助産師のブログ

こんにちは。閲覧ありがとうございます☻

先生、先輩たちは。

先生は、なにを思って産科医になったのですか。

 

先輩方は、どうして長年助産師を続けられるのですか。

 

 

わたしは怖くて怖くてたまりません。

皆さん知っていますか。

 

 

 

妊娠するということは

 

 

つわりが辛い、仕事を途中で休まないといけない、産後育児が大変とか

たくさんあるけど

 

 

妊娠するということは

 

血圧が上がり脳出血おこし一生寝たきりになったり

糖尿病になって30週過ぎから生まれるまでずっと入院したり

子宮口が開いちゃって18週から生まれるまでずっと入院したり

赤ちゃんが危ないとお腹を切らざるを負えなくて

予定通り、順調な経過でも大量出血で死ぬこともあるんです。

 

 

 

そんな重篤な人ばかりじゃないことなんて知ってます

現在の医療では、助けられる確率は高いです。

でも、その助けるための観察や処置が十分できるようになるまでの道のりは険しく果てしないのです。

わたしの勤めている病院は、そういう人を助けられる切り札的存在の病院だから。

いつ何時、そういう人たちが来るか分からないから、

いつもルートを取る手が震えます。

一気に落ちる心拍にびびっています。

私がめをはなしたすきに、このまま赤ちゃんが、ママが死んでしまうのではないか

そう考えてしまい、

常にソワソワして、座って記録なんてできません。

今日も、わたしのせいで誰も死ななくてよかったと。そう思います。

 

お産は、それほど危険で、

命の分かれ目なのです。

 

 

 

 

 

 

緊急カイザー(帝王切開)いきまーす!!

 

 

 

 

 

 

 

そんな切迫した大声が響き渡る中

頭が真っ白になり

動けなくなってしまいます

 

怖いです。

 

 

 

 

なのに先生や、先輩方は

どうして立ち向かって行けるのですか。

過去に、どんな痛い思いをしたのですか。

 

今の自分の状況を考えると

わたしはこれから何度、生きるか死ぬかの境目の責任を負えば、どんな危ない目に遭えば

先生や先輩方のようになれるのですか。

 

病院の中でおめでとうという言葉がたくさん言える場所だから

赤ちゃんとママがいて温かい雰囲気だから

 

そうして産科を希望し助産師になったのだけど

 

抱える責任の重さ

自然分娩に関してはどう考えても医師と同じ責任で働かなければならないプレッシャー

 

 

 

勉強が足りないことを悔やんでも悔やみきれません。